海をコートに、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)の選手がプレーする「海で水球in柏崎」が、新潟県柏崎市の笠島漁港で開かれた。

 広く水球に興味を持ってもらう目的で、柏崎水球事業実行委員会が主催し、20日に開いた。同委員会によると、海での水球イベントは国内初。

 地元住民や水球ファンら約250人が集まった。普段の基礎トレーニングやシュート練習が公開された。練習中、海水を口にし「しょっぱい」と声を上げる選手もいた。試合で選手たちは、豪快なシュートで会場を沸かせた。

 観戦した柏崎市笠島の無職男性(81)は「水球を生で見たのは初めて。選手の体力のすごさがよく分かった」と話した。

 ブルボンKZ男子の林和希主将(27)は「気持ちよくプレーできた。水球のまち柏崎を知ってもらうきっかけにしたい」と話した。

 「海で水球in柏崎」は8月3日午後4時から、同市の柏崎港でも行われる。