<光州世界水泳>水球韓国男子、世界水泳で”感激の初勝利”
2019光州世界水泳・水球に出場した韓国男子代表チームが、世界水泳で初勝利をあげた。
水球韓国男子代表は23日午前、光州・南部大学水球競技場で開かれた男子水球15~16位決定戦で、ニュージランド代表に勝利した。
試合は第4ピリオドまで12-12(3-3 2-2 4-5 3-2)の同点で、シュートアウトに突入。シュートアウトで韓国はニュージーランドを5-4で下し、15位を記録した。
水球韓国男子代表は23日午前、光州・南部大学水球競技場で開かれた男子水球15~16位決定戦で、ニュージランド代表に勝利した。
試合は第4ピリオドまで12-12(3-3 2-2 4-5 3-2)の同点で、シュートアウトに突入。シュートアウトで韓国はニュージーランドを5-4で下し、15位を記録した。
急造チームで臨んだ韓国代表チーム、現地からは称賛の声があがっている【写真:Getty Images】
水球経験者ゼロで挑んだ“無謀な挑戦”を現地紙はどう受け止めたか
「少女たちの無謀な挑戦…女子水球が起こした奇跡」。こんなタイトルで伝えているのは韓国紙「世界日報」が発行するスポーツ紙「スポーツワールド」だった。
ハンガリー戦では0-64、第2戦のロシア戦は1-30、第3戦のカナダ戦は2-22。さらには南アフリカにも3-26、キューバにも0-30で敗れた。トータル5試合で6得点172失点。記録的な大敗を喫した韓国女子チームだが、同紙は「“出場”だけで涙と感動を与えるチームがあった。韓国女子水球代表チームの話である」と拍手を送っている。
「無謀な挑戦だった」とし、記事では代表チーム結成は5月。全30名から13人が先発選手を選ぶのだが、その中に水球の経験者は不在という驚きの事実を伝えている。
「言葉のままに開催国の資格で大会に出場するために“急造”チームだ。公式チームの練習も6月に開始し、練習試合の相手もなく、男子部の体育高校の選手たちと練習試合をした。選手それぞれが水球の経験もない状況で呼吸を合わせたり戦略を練る時間さえも足りなかった。目標は1位でも1勝でもなく“1ゴール”だった」
こうつづり、壮大な挑戦だったことを振り返っている。
ハンガリー戦では0-64、第2戦のロシア戦は1-30、第3戦のカナダ戦は2-22。さらには南アフリカにも3-26、キューバにも0-30で敗れた。トータル5試合で6得点172失点。記録的な大敗を喫した韓国女子チームだが、同紙は「“出場”だけで涙と感動を与えるチームがあった。韓国女子水球代表チームの話である」と拍手を送っている。
「無謀な挑戦だった」とし、記事では代表チーム結成は5月。全30名から13人が先発選手を選ぶのだが、その中に水球の経験者は不在という驚きの事実を伝えている。
「言葉のままに開催国の資格で大会に出場するために“急造”チームだ。公式チームの練習も6月に開始し、練習試合の相手もなく、男子部の体育高校の選手たちと練習試合をした。選手それぞれが水球の経験もない状況で呼吸を合わせたり戦略を練る時間さえも足りなかった。目標は1位でも1勝でもなく“1ゴール”だった」
こうつづり、壮大な挑戦だったことを振り返っている。
「競争に染まったスポーツにも大きな衝撃を与えた」
初戦のハンガリー戦の0-64の大敗は「予見できたことだった」とし、「準備さえ不十分だったチームが世界の強豪との対戦で優劣のない勝負を想像する人は誰もいなかった。代表チームはボールもまともにコントロールできず世界大会という重圧感を拭えなかった」と明白な力の差があったとレポート。それでもロシア戦でゴールを揺らし、その後、カナダ戦、南アフリカ戦でも得点を奪ったことを伝えている。
さらに同紙は「女子水球が光州で見せた熱意は競争に染まったスポーツにも大きな衝撃を与えた。勝敗は全てではないという点を掲げ、競技を見守る全ての人がひとつになることができるという場を設けた。女子水球代表チームが試合をすると、水球競技場の観衆席では“大韓民国!”という叫び声が溢れた。熱烈な支持を受けた選手たちは数えきれないほど頭をぶつけて1点でも多く点を入れようとした」と急造チームの頑張りを称えている。
今大会で急造チームは解散するという。そのうえで「少女たちの無謀な挑戦は“奇跡”と言う結果を残した」と締めくくっている。
大敗続きの結果ではあったが、挑戦する姿勢が現地では感動を呼んでいたようだ。
さらに同紙は「女子水球が光州で見せた熱意は競争に染まったスポーツにも大きな衝撃を与えた。勝敗は全てではないという点を掲げ、競技を見守る全ての人がひとつになることができるという場を設けた。女子水球代表チームが試合をすると、水球競技場の観衆席では“大韓民国!”という叫び声が溢れた。熱烈な支持を受けた選手たちは数えきれないほど頭をぶつけて1点でも多く点を入れようとした」と急造チームの頑張りを称えている。
今大会で急造チームは解散するという。そのうえで「少女たちの無謀な挑戦は“奇跡”と言う結果を残した」と締めくくっている。
大敗続きの結果ではあったが、挑戦する姿勢が現地では感動を呼んでいたようだ。
THE ANSWER編集部