※スポーツ報知より
【水球】東京五輪は辰巳で実施へ
2014年10月27日21時13分 スポーツ報知
2020年東京五輪の会場計画見直しで、来日中の国際水泳連盟のマルクレスク事務局長が27日、東京辰巳国際水泳場(江東区)を視察し、予定していた仮設施設の代わりに水球会場として同水泳場を使用することに支障はないとの見方を示した。12月上旬の国際水連理事会で正式に承認する。
開催決定前は6500人収容の仮設プールをつくる計画だったが、東京側がコスト削減のため既存施設活用を提案した。大会組織委員会や東京都、日本水泳連盟幹部と会談した同事務局長は「辰巳は素晴らしい会場。客席数も要望に近づけることができる」と語り、約3600の固定席に仮設席を加え、約4900席に増やせる見通しを示した。
競泳などの会場として同水泳場の近隣に新設される「五輪水泳センター」で、水球の決勝や準決勝を実施することも検討する。
また、国際水連は、海や川で10キロを泳ぐ種目で、港区お台場で実施予定のオープンウオータースイミングについても協議。コスト削減の観点からボートなどの会場として東京湾の埋め立て地に新設される「海の森水上競技場」を併用する案を提案した。しかし、同競技場は競技日程に余裕がないため、日本水連幹部は「現実的には難しい」との見方を示した。
※日本経済新聞より
五輪水球、辰巳で実施へ 国際水連、支障なしの見方
- 2014/10/27 21:11
2020年東京五輪の会場計画見直しで、来日中の国際水泳連盟のマルクレスク事務局長が27日、東京辰巳国際水泳場(江東区)を視察し、予定していた仮設施設の代わりに水球会場として同水泳場を使用することに支障はないとの見方を示した。12月上旬の国際水連理事会で正式に承認する。
開催決定前は6500人収容の仮設プールをつくる計画だったが、東京側がコスト削減のため既存施設活用を提案した。大会組織委員会や東京都、日本水泳連盟幹部と会談した同事務局長は「辰巳は素晴らしい会場。客席数も要望に近づけることができる」と語り、約3600の固定席に仮設席を加え、約4900席に増やせる見通しを示した。
競泳などの会場として同水泳場の近隣に新設される「五輪水泳センター」で、水球の決勝や準決勝を実施することも検討する。
また、国際水連は、海や川で10キロを泳ぐ種目で、港区お台場で実施予定のオープンウオータースイミングについても協議。コスト削減の観点からボートなどの会場として東京湾の埋め立て地に新設される「海の森水上競技場」を併用する案を提案した。しかし、同競技場は競技日程に余裕がないため、日本水連幹部は「現実的には難しい」との見方を示した。〔共同〕
※NHK NEWS WEBより
国際水連 計画変更で合意の水球会場を初視察10月27日 18時24分
2020年の東京オリンピックに向けた競技会場の一連の見直しのなか、国際水泳連盟の幹部が、当初の計画からの変更に合意した水球会場を初めて視察しました。
水球会場を巡っては、コスト削減などのため、当初、仮設するとした計画を、東京・江東区にある既存の「東京辰巳国際水泳場」に変更することで、ことし8月、国際競技団体では初めて、国際水泳連盟が組織委員会と大筋で合意しました。
これを受けて、国際水泳連盟のコーネル・マルクレスク事務総長や施設の担当者が来日し、27日、辰巳国際水泳場で視察や会議が行われました。
組織委員会や日本水泳連盟も参加して開かれた会議では、現状では不足している観客席の数は、仮設スタンドで補うことや、練習用のプールは、飛び込みプールやメインプールを活用することなどが話し合われたということで、辰巳国際水泳場を水球会場に変更する計画を予定どおり進めることを確認しました。
視察を終えたマルクレスク事務総長は、「すばらしい会場だ。今後、組織委員会と連携を深めていきたい」と話していました。
東京オリンピックの会場見直しを巡っては、水球のほかに、カヌー・スラロームで、国際競技団体が大筋で合意していますが、バスケットボール、バドミントンなどは引き続き検討中で、それぞれの国際競技団体との間で調整を進めています。
これを受けて、国際水泳連盟のコーネル・マルクレスク事務総長や施設の担当者が来日し、27日、辰巳国際水泳場で視察や会議が行われました。
組織委員会や日本水泳連盟も参加して開かれた会議では、現状では不足している観客席の数は、仮設スタンドで補うことや、練習用のプールは、飛び込みプールやメインプールを活用することなどが話し合われたということで、辰巳国際水泳場を水球会場に変更する計画を予定どおり進めることを確認しました。
視察を終えたマルクレスク事務総長は、「すばらしい会場だ。今後、組織委員会と連携を深めていきたい」と話していました。
東京オリンピックの会場見直しを巡っては、水球のほかに、カヌー・スラロームで、国際競技団体が大筋で合意していますが、バスケットボール、バドミントンなどは引き続き検討中で、それぞれの国際競技団体との間で調整を進めています。